SPIの対策の仕方が全然わからない方も多いでしょう。
SPIといえば、就活生の多くが通る道です。
初めてSPIを受ける方にとっては、自分にとってSPIがどれくらい重要で、どれくらい勉強しなければいけないかわからない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、SPIが苦手な就活生が少しでも苦手意識を乗り越えられるように、対策法をご紹介していきます。
SPIが難しいと感じている方にもわかりやすいように解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
忙しい方におすすめ!SPIの勉強法
SPIを受ける時には、WEBテスティング・ペーパーテスト・テストセンターという3つの方法があります。
受け方によって出願範囲は異なるでしょう。
当然ですが、SPIを受けるなら勉強が必要です。
勉強すればテストの結果は満足いくものになるでしょう。
とはいえ、忙しくてSPIの対策ができない方もいるでしょう。
そんな方でも、SPIのためにどんなことに注意すればいいのかご紹介していきます。
実際にSPIの勉強を始める前に、SPIの合格率を高めるために何が必要か知っておきましょう。
時間管理をしよう
アルバイトをしている学生さんは、SPIのために時間を割くのが厳しいでしょう。
過密スケジュールの中で勉強する時間を見つけるのは、容易なことではありません。
しかし、一日の予定をすべて書き出してみれば、少しでも余白時間を見つけることができるはずです。
少しの合間でもいいのです。
空白の時間を何に使うかで未来が変わってきます。
勉強する時間を最初に決めておくのもいいでしょう。
忙しくて時間が見つけられない場合はおすすめです。
どのような問題が出題されるか
限られた勉強時間の中では、どのような問題があるのかを把握しているのとしていないのとでは、効率が変わってくるでしょう。
効率よくSPIの問題に回答していくためにも、ぜひ出題傾向をつかみましょう。
傾向がわかっていれば、試験当日に問題に不慣れで困ることは少なくなります。
問題傾向に慣れておけば、当日は自信を持って取り組めるはずです。
問題の解き方を理解しておくことも重要
いかに正答するかも重要ですが、問題の解き方を知っておくことも合格率を上げるためにも大切です。
問題によりけりですが、解き方を知っていなければ解けない問題も多いです。
問題形式を把握するだけでなく、解き方も頭に入れておきましょう。
そうすればサクサクと問題が解けるはずです。
SPIに出てくる問題の難易度は中・高レベルといわれています。
そのため、そんなに難しい問題は出ないだろうと思うでしょうが、中・高で学んだ内容を忘れている可能性があります。
だからSPIの勉強では復習も必要です。
そして、頻出問題をたくさん練習することも大事です。
SPIの過去問を解いてみるとわかりますが、同じような問題が出題されています。
ですので、頻出問題を押さえておけば高得点が期待できるはずです。
書店やオンラインでSPIの過去問は購入できますし、参考書もあります。
頻出問題を知るためにも、ぜひチェックしてみてください。
実際に問題を解いてみる
SPIはそんなに厳しいレベルではないですが、制限時間内に全問解かなければいけないので、時間との戦いでもあります。
そのため時間を意識して解く練習もしましょう。
せっかく解けるはずの問題でも、時間が足りなければアウトです。
だから効率が重要です。
効率的に回答していくためには、自分に解けそうか解けないかを即座に判断していくことです。
解ける問題から解き始めることが最も効率的な解き方です。
また、SPI本番までに自分の苦手なところをできる限りつぶし、復習や練習問題を解いてみましょう。
SPIの参考書を使えば、苦手問題にどう対策したらいいか載っているので、参考になるでしょう。
参考書を使って練習してみてください。
効率的なSPI対策とは
SPIの勉強法で悩む方は多いはずです。
ここでは、より良く効率を上げたい方に向け、効率的な対策法を紹介していきます。
問題集を確認する
最初に問題集の最初から最後まで目を通しましょう。
多くの問題集を買う必要はありません。
むしろ一冊など少なくシンプルなほうがいいです。
なぜなら、いくつも問題集を買ったとしても、それぞれの問題集に同じような問題が出ている可能性が高いからです。
いったん目を通してみて、わからない部分があってもまずはそのままにしておきましょう。
苦手なところは繰り返し練習する
SPI対策として苦手な分野を克服することはとても大事です。
苦手な部分を克服するには、何度も繰り返し練習することです。
繰り返すうちに慣れてくるでしょう。
解き方も覚えてきます。
解き方がわかると解く時の速さも上がってきます。
制限時間内で余裕を持って解けるようになるのです。
事前に自分の苦手な部分を把握しておけば、後がラクになるでしょう。
言語問題が苦手な方の対策法
SPIの中でも言語問題に苦手意識を持つ方もいるでしょう。
そんな方たちのために、対策法のアドバイスを紹介していきます。
暗記問題から解いていく
言語問題の中には、暗記さえしていれば解ける問題が多いです。
そのため、問題の中でも暗記問題は特に優先的に解きましょう。
暗記問題の中には、例えばことわざの意味や熟語の問題が出題されることがあります。
暗記していれば解ける問題ですし、暗記していればすぐに答えがわかるので時間がかかりません。
言語の対策法では、参考書を繰り返し解くことが大事です。繰り返し解いていけば、出題形式に慣れることができます。
問題に慣れれば回答のスピードが上がってきます。
短時間で多くの問題に答えられるでしょう。
本番に向けてぜひ丁寧に対策してください。
長文問題を解く時は先に設問を読む
長文問題は、まず読むのに時間がかかるため、時間がなくなりやすいのが難点です。
時間に追われながら長い文章と向き合わなければなりません。
理解を深めるためにじっくり読みたいものですが、じっくり読んでいる時間はないでしょう。
効率的に読む必要があります。
そのため、最初から最後まで一字一句読もうとしないでください。
また、長文問題はいきなり長文から読み始めるのではなく、もっと先にやるべきことがあります。
それは、まずは設問から読み始めることです。
まずは設問から読み、どんなことが求められているかある程度予想してから問題文を読むと解きやすくなります。
語彙を増やす
言語問題の正答率を高めるには、語彙力を高める必要があります。
語彙が少なければ言語問題は解きにくくなってしまうでしょう。
言語問題の対策として、語彙を増やしておくことは大変有効です。
語彙を増やすためには、本や新聞を読む習慣をつけましょう。
ほかには、幅広い世代や人と話すのもおすすめです。
日常で活字や豊富な言葉に触れることで、語彙力は自然に身についてきます。
活字を読むことに慣れれば、自然に読むスピードも速くなってくるでしょう。
読解問題を解くのに有利になるのです。
本や新聞を日頃からよく読んでいれば、さまざまな語彙に触れられるだけでなく、さまざまな表現や言い回しも知ることができます。
非言語問題を克服する方法
非言語問題に苦手意識がある方もいるでしょう。
しかし、苦手意識があっても解き方のコツを知っていれば大丈夫です。
非言語問題では、パターンを把握しておくことが重要です。
組み合わせや料金の問題はより早く解く
SPIの非言語問題が苦手な方は、ぜひ料金問題や組み合わせ問題を優先して先に解いてください。
なぜなら、料金問題や組み合わせ問題はパターンが決まっている場合が多いからです。
パターンが決まっているため、解き方を知っていれば時間をかけずに解ける可能性があります。
そのパターンを知るためには、何度も繰り返し解くことです。
解き方のコツが身につけば、よりスピーディーに解けるでしょう。
推論問題はじっくり解く
非言語問題は問題数が決まっています。
解き方によって時間に余裕ができるので、時短できる問題は飛ばしましょう。
そうすれば時短になり、効率的に問題が解けます。
非言語問題では、全ての問題が概算で解けるわけではないです。
推論問題は自分の頭で最初から考える必要があるので、概算は通用しません。
ですので、時間をかけるなら推論問題にかけましょう。
アドバイスとしては、今わかっている情報を紙に書き出し、整理しやすくすることです。
推論の問題を解く時は、紙に表やイラストを描いておくとわかりやすく、効率よく解けるでしょう。
筆算・暗算の練習をしておく
非言語問題には計算問題も多いです。
そのため、筆算・暗算を正確かつ速く解けるようにしましょう。
筆算で全部解こうとすると時間がかかるため、暗算ができるようにしておくと便利です。
計算問題をできる限り早く解けば、他の問題にもっと時間を費やせます。
アプリを使って暗算の練習もできるので、使ってみてください。
暗算が早くなればより早く計算問題が解けるので、時間のかかる推論により多くの時間を割けるようになります。
SPIやその他のWEBテストで練習することが大事
WEBテストには基本的に制限時間がある
パソコンを使い慣れない就活生は苦戦するでしょう。
本番に強くなるためにも、SPIやWEBテストに出る問題を反復しましょう。
そこで、SPIやその他のWEBテスト選考で無事合格するためのコツを紹介します。
問題をリピートする
SPIやWEBテストに出る問題を飽きるほど繰り返してください。
繰り返し解くことで力がついてきます。
問題形式にも慣れて、試験が簡単に感じられるでしょう。
WEBテスト対策の参考書を1冊だけ使って完璧にしてください。
SPI対策のための書籍はたくさん売られていますが、いくつも買う必要はありません。
たくさんあると安心するかもしれませんが、どれも中途半端になってかえって力がつかなくなるものです。
SPI対策の書籍はたいてい問題が似通っています。
問題の出し方が違うだけで、解き方は同じことが多いのです。
SPI対策で大切なのは、繰り返しになりますが何度も解くことです。
一冊の参考書を何度も繰り返し、飽きるほど解きましょう。
飽きる頃までには力がついてきています。
電卓の使用に慣れておく
普段あまり電卓に触れない方は、WEBテストの本番までに電卓に慣れておきましょう。
電卓を使う問題があるからです。
本番で電卓の使い方に戸惑っていたら非効率的です。
サクサク答えを導き出せるように、日頃から電卓に触れることに慣れておいてください。
ちなみに、電卓の電池は意外に忘れやすいので気を付けてください。
本番中に電池が切れないように備えておきましょう。
出題形式を知っておく
PC操作に慣れておくことも大切です。
入力に時間がかかると試験全体の時間が押してしまい、余裕がなくなってしまいます。
ですので、できればマウスの操作やブラインドタッチに慣れておきましょう。
毎日パソコンに触れる機会を作れるといいです。
入力する時に時間がかからず、滑らかにタイピングできるようにしておくとテストはスムーズにいきます。
パソコンで模擬テストを受けてみるのもおすすめです。
時間内にパソコンを操作しながら問題を解いていかなければならないので、本番を模した良いトレーニングとなるでしょう。
解けそうになかったら諦める
対策を万全に済ませていても、本番になって解けなくなることもあるでしょう。
そんな時は潔く諦めて次の問題に進んでください。
解けない問題1つにこだわるより、解ける問題を1問でも多く正解することのほうが大事です。
1つの問題に時間をとられていると、あっという間に時間はなくなります。
ゆとりがなくなって焦るでしょう。
焦るとミスが増えてしまいます。
効率よく正解率を上げるには、解きやすい問題からやっていくことです。
この問題には時間がかかりそうだ、解けなさそうだと感じたら、潔く次に進みましょう。
先に解きやすい問題からどんどん解いていくことです。
そうすれば時間的な余裕も感じ、ゆとりを持って問題が解けます。
まとめ
忙しくてなかなかSPIやWEBテストの対策ができない方も多いはずです。
それでもスケジュールを見直し、少しでも空いた時間があればSPI対策に費やしてみてください。
余白時間を使い、効率的にSPI対策をしていきましょう。
問題自体は難しいわけではないため、解き方やコツを知っていれば十分解きやすくなります。
繰り返し問題を解き、ぜひ本番に強くなってくださいね。