文章の整序010
つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア 「非科学的」「非合理的」ということで
イ 古来からある神話や昔話を
ウ その意義を見直してみることが必要であろう
エ その本来の目的に沿った形で
オ 簡単に排斥するのではなく

例題:

A. オとエ

B. アとオ

C. ウとエ

D. オとイ

E. アとウ

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「~するのではなく」「~してみることが必要であろう」の流れを作るとよい。イ→ア→オは自然に作ることができる。ウやエの「その」という指示語は文の後半で使用する事が多い。それにより、イアオエウとなる。

文章の整序009
つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア その仕事を見習いながら
イ それぞれの仕事が行われている現場において
ウ 産業革命以前の大部分の子どもは、学校においてではなく
エ 一人前の大人となった
オ 親か親代わりの大人の仕事の後継者として

例題:

A. イとエ

B. ウとイ

C. オとウ

D. アとオ

E. イとオ

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主語は「産業革命以前の大部分の子ども」、述語は「一人前の大人となった」。「学校においてではなく」の後に、それを否定する異なった部分が入る。学校を否定するため、同じく場所について言及をしていることからウ→イとなる。これらのことから、ウイオアエとなる。

文章の整序008
つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア この小説が、抵抗運動についてだけ書かれたものだったら
イ 目のさめる思いであの本を読んだのは
ウ 根本のところで提示されているように思えたからだった
エ たぶん、あれほど私たちを興奮させはしなかっただろう
オ そこに「人間らしく生きる」とはなにかという問題が

例題:

A. エとイ

B. ウとア

C. エとオ

D. ウとエ

E. イとオ

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アは「だったら」と仮定を意味する言葉で終わっており、エの「だろう」と呼応している。さらに、ウは「思えたからだった」と、動作の理由を示している。それがイの理由と考えられる。したがって、アエイオウとなる。

文章の整序007
つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア 草花にとまっているときは
イ 曲線的にゆらゆら飛ぶ蝶は
ウ 用心しなければならない
エ 鳥に空中でやすやすと捕らえられることはないというが
オ 飛ぶ方向を急には変えることのできない

例題:

A. オとエ

B. ウとア

C. アとウ

D. オとア

E. ウとイ

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「というが」という逆説があるので、エの後ろにはその逆の主張が入る。また「捕らえられることはない」の反対の表現が「用心しなければならない」となるため、エの後ろにウがくる。またその主語は「蝶」であるため、先頭はイ。これらのことから、イ→エ→ア→ウの流れはつかめる。さらにオの「急には変えることのできない」の主体が蝶であるならば、「変えることは(が)できない」となるため、オの直後にはそれを指す名詞が来る。したがって、イオエアウとなる。

文章の整序006
つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア 必ずしも科学への疑いや不信の表現ではない
イ そのうえに栄えているものだ
ウ むしろ暗黙の科学信仰を前提とし
エ オカルティズムの流行は
オ とくに都市的な大衆文化としてのそれは

例題:

A. ウとア

B. ウとイ

C. エとオ

D. アとオ

E. エとイ

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文の書き出しの主語として考えられるのは、「オカルティズムの流行」か「都市的な大衆文化としてのそれ」に絞られるが、「とくに」という接続詞を考えると、前者が文の最初の主語であると判断できる。そうすれば、エ→アの流れが考えられる。そうすれば、都市的な大衆文化としての「それ」は、オカルティズムの流行を指し、その説明がウおよびイとなるため、エアオウイとなる。

文章の整序005
つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア その体系は、むろん
イ ないし解釈の体系が要請される
ウ 科学の体系とは別に
エ 私たちへの運命への関心に対応する説明
オ 科学的な因果分析とはちがった観点を採用する

例題:

A. イとア

B. エとイ

C. ウとオ

D. アとエ

E. エとウ

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「その体系」は「体系」を受けているため、アはウの後ろだが直結はしない。次に「ないし」は並列の意味があるため、「解釈の体系」という名詞が「ないし」の前に来るため、エ→イとなる。そのため、ウエイアオとなる。

文章の整序004
AからEの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[4]に当てはまるものを選びなさい。

われわれは[1][2][3][4][5]いわばクセになっている。

A その「原因」を探して説明し理解しようとする

B 「結果」は必ず「原因」をもつと確信し

C なにか出来事が生じると

D 原因と結果をつないで

E 連続的に歴史をつくるのが

例題:

A. A

B. B

C. C

D. D

E. E

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この文も2つの文からなると考えられる。1文目の最後がAであるが、Aの先頭の「その」が指すものが頭にあるはずなので、それをCと考える。また、「原因」と「結果」との折り合いをつける作業の説明が、B→Dと続くことがわかる。さらにその結末はEであるので、正しい順番は、CABDEである。

文章の整序003
AからEの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[4]に当てはまるものを選びなさい。

古代エジプト人たちは[1][2][3][4][5]描かれているのである。

A しかもその横顔には

B ほとんど三千年ものあいだ

C ご丁寧に正面から見た眼が

D 顔と下半身は横向きで上半身は正面向きという

E われわれから見れば不自然な人間像を描き続けた

例題:

A. A

B. B

C. C

D. D

E. E

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Eの「われわれから見れば不自然な人間像」とは、Dの内容を指すことがわかる。そうすると、D→Eの流れができ、ここで1つの文が終止する。そして、Aの「しかも」は、全文を受ける形が自然であるため、2つ目の文に入れるのが自然。そうすれば、Cが最後となる。さらに残ったBは先頭に来るのが最も良い。したがって、正しい順番は、BDEACである。

文章の整序002
AからEの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[4]に当てはまるものを選びなさい。

どの項目についても[1][2][3][4][5]決めることになる。

A まずはじめに

B これは何を書かずにおくかということと裏腹の課題で

C これだけはぜひ言わなければならないことは何かを

D 何を書くかを決めるわけだが

E 実際には、どんなに手短に言うにしても

例題:

A. A

B. B

C. C

D. D

E. E

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BとDの主張が逆になっているのを「裏腹」と表現しているので、D→Bの流れを作る。しかもこれはまずはじめに行う作業であり、先頭がAとなる。次に、最後の部分の接続を考えると、Cが最後に来る。したがって、正しい順番は、ADBECである。

文章の整序001
AからEの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[4]に当てはまるものを選びなさい。

古くから伝えられてきて[1][2][3][4][5]時である。

A それが失われた時か

B あるいは少なくとも失われようという

C ほとんど生活の一部となっているものが

D 危険にさらされている

E あらためて強く意識されるのは

例題:

A. A

B. B

C. C

D. D

E. E

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「~する時か~する時である」という2つの並列した構造を基本に作ると良い。[5]は「時」に接続する部分を選ばなければならないので、BかD。ただ、B→Dの流れが作れる。一方主語はEの部分である。ただし、先頭の文の直後にはEは合わないので、最初にCをいれると良い。したがって、正しい順番は、CEABDである。