推論(割合)006
X、Y、Zという3つの市の歳入のうち法人税が占める割合を次の表に示している。Xの歳入はZの歳入の2倍で、Yの歳入はXの歳入の4分の3である。XとYが合併してW市ができる場合、次の推論にあてはまる正しいものを選択肢から選びなさい。

・W市の歳入のうち法人税が占める割合はZ市のそれよりも高くなる。

X:36%
Y:24%
Z:30%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

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Xの歳入を200、Zの歳入を100、Yの歳入を150とする。
Xの法人税からの歳入は
200×0.36=72
Yの法人税は
150×0.24=36
従ってW町の歳入のうち地方税が占める割合は
(72+36)÷(200+150)=0.30857..
となる。

Zよりも高くなるため、正しい。

推論(割合)005
X、Y、Zという3つの市の歳入のうち法人税が占める割合を次の表に示している。Xの歳入はZの歳入の2倍で、Yの歳入はXの歳入の4分の3である。XとYが合併してW市ができる場合、次の推論にあてはまる正しいものを選択肢から選びなさい。

・W市の歳入のうち法人税が占める割合は現在のZ町のその割合と等しい。

X:18%
Y:40%
Z:24%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

解説を詳しく見る

Xの歳入を200、Zの歳入を100、Yの歳入を150とする。
Xの法人税からの歳入は
200×0.18=36
Yの法人税からの歳入は
150×0.4=60
Zの法人税からの歳入は
100×0.24=24
従ってW市の歳入のうち地方税が占める割合は
(36+60)÷(200+150)≒ 0.274….
となる。誤り。

推論(割合)004
X、Y、Zという3つの町の漁業従事者の割合(全人口に占める漁業従事者の人口の割合)が次の表に示されている。X総人口はZの総人口の1.5倍、Yの総人口はZの総人口の3分の1である。次の推論の正誤について、正しいものをAからHの中で1つ選びなさい。

ア X町とY町が合併して新たにW市ができる場合、合併後のW市の漁業従事者の人口の漁業従事者の割合はZのその割合よりも高くなる。
Z X町とY町が合併して新たにW市ができる場合、合併後のW市の漁業従事者の人口の漁業従事者の人数は、Z町の漁業従事者の人数の2倍よりも多くなる。

X:12%
Y:40%
Z:16%

例題:

A. アもイも正しい

B. アは正しいがイはどちらとも言えない

C. アは正しいがイは誤り

D. アはどちらとも言えないがイは正しい

E. アもイもどちらとも言えない

F. アはどちらとも言えないがイは誤り

G. アは誤りだがイは正しい

H. アは誤りだがイはどちらとも言えない

解説を詳しく見る

Y町の総人口はZ町の総人口の3分の1であることから、Z町の総人口を300、Y町の総人口を100、さらにX町の総人口をZの1.5倍の450とおく。
X町の漁業従事者は
0.12×450=54
Y町の漁業従事者は
0.4×100=40
X町とY町が合併してできたW市の人口は550。漁業従事者の人数は94。これは全体人口の約17%にあたり、Z町の16%を上回る。アの選択肢は正しい。
Z町の漁業従事者は
0.16×300=48
漁業従事者の2倍(96人)はW市の漁業従事者の人数94人より多いので、イは誤り。

推論(割合)003
以下の表に、P、Q、Rの3つの学校のそれぞれの自転車登校者数の割合を示している。生徒数に関してQはRの1.2倍の生徒数を抱えており、Pの全生徒数はQの0.8倍である。次の推論の正誤について、正しいものをAからHの中で1つ選びなさい。

ア 生徒数はRの60%で自転車登校者数の割合が40%の学校Sと学校Qが合併した時、合併後の学校の自転車登校者数の割合はPのその割合の2倍と等しい。
イ 生徒数はRの60%で自転車登校者数の割合が40%の学校Sと合併した時、合併後の学校の自転車登校者数の割合はQのその割合の2倍と等しい。

P:12.5%
Q:10%
R:36%

例題:

A. アもイも正しい

B. アは正しいがイはどちらとも言えない

C. アは正しいがイは誤り

D. アはどちらとも言えないがイは正しい

E. アもイもどちらとも言えない

F. アはどちらとも言えないがイは誤り

G. アは誤りだがイは正しい

H. アは誤りだがイはどちらとも言えない

解説を詳しく見る

Rの生徒数を100、Qの生徒数を120、Pの生徒数を96とおく。
Pの自転車登校者数は、
96×0.125=12
Qの自転車登校者数は、
120×0.1=12
Rの自転車登校者数は、
100×0.36=36

Sの生徒数はRの60%なので60で、自転車登校者数は、60x0.4=24。QとSの合併後の学校の生徒数は180、自転車登校者数は12+24=36。自転車登校者数の割合は36/180=20% 。よってアは誤りで、イは正しいであることが分かる。正解はG。

推論(割合)002
P、Q、Rという3つの市の未就学児の割合(その市の人口のうち未就学児人口が占める割合)をまとめたものが以下の表である。Qの人口はPの2倍で、Rの人口はQの75%の人口である。この時、次の推論について、正しいものをAからCの中で1つ選びなさい。

・未就学児の人口はRが一番多い

P:12%
Q:7%
R:10%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

解説を詳しく見る

Pの人口を100、Qの人口を200、Rの人口を150とおく。すると未就学児人口は、
P 
100×0.12=12
Q 
200×0.07=14
R 
150×0.10=15
となる。

Rが一番多いので正しい。

推論(割合)001
P、Q、Rの溶液に含まれる不純物の質量の割合は以下の表のとおりである。ここで、溶液の質量は、PとQで等しく、RはQの半分であることがわかっている。
この時、次の推論について、正しいものをAからCの中で1つ選べ。

・QとRに含まれている不純物の質量は等しい。

P:2%
Q:4%
R:8%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

解説を詳しく見る

PとQのの質量を100、Rの溶液の質量を50とおく。
すると不純物の質量は、
P 
100×0.02=2
Q 
100×0.04=4
R 
50×0.08=4
となる。