確率012
当たりくじが2本、ハズレくじが6本入ったくじを8回ひく。ただし、一度引いたくじは元に戻さないものとする。当たりを引くのが1回目または3回目である確率を求めよ。

例題:

A 11/28

B 2/7

C 3/28

D 13/28

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8個の枠のうち2個にのみ当たり、残りの6個にハズレを配分することに対応させて考える。配分の仕方は8C2=28通りある。
このうち左から1番目の箱に当たり、左から3番目の箱にハズレが入る場合の数は(2,4,5,6,7,8)のどれかにもう一つの当たりが入ればいいことを考えると6通りである。
同様に左から1番目の箱にハズレ、左から3番目の箱に当たりが入る場合の数も6通りである。また、1番目も3番目も当たりを引く場合の数は、1通り。したがって、求める確率は、13/28である。

確率011
ハズレくじが6本、当たりくじが2本入っている箱があるとする。
1本のくじを取り出して、当たりかハズレか確認して箱に戻す。
この操作を4回繰り返した場合、1度だけ当たりくじが出る確率を求めよ。

例題:

A 1/8

B 1/64

C 27/64

D 27/256

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1回くじを引いて、当たりが出る確率は1/4、ハズレが出る確率は3/4。
1度だけ当たりがでる組み合わせは、(当たり、ハズレ、ハズレ、ハズレ)でありこれらは順列を考えると4通りあるので、
4 × 1/4 x 3/4 x 3/4 x 3/4 = 27/64が正解。

確率010
10人を2人、3人、5人のグループに分けるとする。箱の中に3色のボールが合計で10個入っており、内訳は赤は2個、青が3個、緑が5個である。10人は順番にボールを取り出していき、その色に基づいてグループを分ける。ボールを取り出した最初の3人のうち、赤のボールが1個、緑のボールが2個取り出される確率を求めよ。なおボールを取り出す順番までは問わない。

例題:

A 1/3

B 1/4

C 1/5

D 1/6

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10個のボールから3個のボールを取り出す選択肢は10C3=120通り。
赤のボール「2個の選択肢の中から1個を選ぶ」事象、緑のボール「5個の選択肢の中から2個を選ぶ」事象について、その場合の数は2C1 x 5C2 = 20通り
20/120= 1/6が正解

確率009
10人を2人、3人、5人のグループに分けるとする。箱の中に3色のボールが合計で10個入っており、内訳は赤は2個、青が3個、緑が5個である。10人は順番にボールを取り出していき、その色に基づいてグループを分ける。ボールを取り出した最初の3人が、赤、青、緑のボールを1つずつ取り出す確率を求めよ。なおボールを取り出す順番までは問わない。

例題:

A 1/4

B 9/25

C 2/5

D 16/25

解説を詳しく見る

10個のボールから3個のボールを取り出す選択肢は10C3=120通り。
赤、青、緑のボールをそれぞれ選ぶ場合の数は2C1x 3C1x 5C1=30通りある。
30/120= 1/4が正解

確率008
あみだくじで当たりハズレを作った。選択肢は12個でそのうち当たりは2つだけである。
6人が順番にそれぞれ選択肢を選んであみだくじをスタートした。
あみだくじの選択肢を選んだ最初の3人がどちらともハズレとなる確率を求めよ。

例題:

A ½

B 6/11

C ⅗

D 9/11

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最初にあみだくじをひく人がハズレとなる確率は10/12。次に引く人がハズレをひく確率は9/11。求める確率は10/12 x 9/11 x 8/10 = 5/6x9/11x4/5=6/11

確率007
プロバスケットボール選手カードとプロサッカー選手カードが両方ランダムに入っている一つの袋がある。入っている割合は70:30で、バスケの10%、サッカーの12%にはサイン入りのレアカードが入っている。この中からランダムに1個ずつを取り出して、再び袋に戻すことを繰り返す。この条件において以下の問いに答えよ。
2回取り出して1回もレアカードが出ない確率を求めよ。ただし必要に応じて小数点以下は四捨五入せよ。

例題:

A. 72%

B. 74%

C. 79%

D. 80%

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バスケは70%、サッカーは30%入っている。
バスケのサインなしが出る確率は90%で、ピーナッツのサインなしの確率は88%
1回取り出してサインなしとなる確率は、70%x90% + 30%x88% = 0.63+0.264 = 0.894
であり、2回ともサインなしとなる、すなわちレアカードが出ない確率は、
0.894×0.894=0.799236
したがって80%が正解となる。

確率006
XとYで野球を3試合行う。Xが勝つ確率は1/5、Yが勝つ確率と引き分けとなる確率はそれぞれ2/5である。引き分けも試合数に数えるとする。Xが1回も負けない確率を求めよ。

例題:

A 1/25

B 8/125

C 27/125

D 27/625

解説を詳しく見る

1試合戦った時、Xが負けない確率は3/5。3試合行うので、3/5 x 3/5 x 3/5 =27/125

確率005
XとYで将棋を3局行う。Xが勝つ確率、Yが勝つ確率、引き分けとなる確率は全て等しく1/3である。引き分けも試合数に数えるとする。Xが1勝もできない確率を求めよ。

例題:

A 1/27

B 1/9

C 8/27

D 19/27

解説を詳しく見る

1局行った場合にXが勝てない確率は、2/3。
よって、2/3 x 2/3 x 2/3=8/27が正解。

確率004
XとYがダーツをする。そのルールは、刺さった場所に書いてある数の大きい方が勝つというものである。このダーツの的は1から9までが書かれている9の場所があり、それぞれの数字の場所に当たる確率は全て等しいとする。また、同じ数の場所に刺した場合は引き分けということにする。Xが6以上の差をつけてYに勝つ確率を求めよ。

例題:

A 1/27

B 2/27

C 1/9

D 1/3

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2人のダーツの刺し方は9*9=81通りあって、これが確率の分母になる。
Xが6以上の差をつけてYに勝つのは(X,Y)が(7,1),(8,1),(8,2),(9,1),(9,2),(9,3), の6通りなので、6/81=2/27

確率003
XとYがゲームをする。そのルールはルーレットを回し、出た数の大きい方が勝つというものである。このルーレットは1から9までの9個の整数が出て、それぞれの数字が出る確率は全て等しいとする。また、同じ数が出た場合は引き分けということにする。Xが3以下を出して勝つ確率を求めよ。

例題:

A 1/3

B 1/9

C 1/27

D 1/81

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ルーレットの目の出方は9*9=81通りあって、これが確率の分母になる。
X>Yが成り立つ数の組み合わせを考えれば良い。Xが3以下を出してYに勝つのは、XもYも1から3の数から選ぶとして、X>Yが成り立つ数の組み合わせを考えれば良い。従って3C2で3通り。したがって、3/81なので1/27が正解となる。

確率002
XとYがゲームをする。そのルールはルーレットを回し、出た数の大きい方が勝つというものである。このルーレットは1から9までの9個の整数が出て、それぞれの数字が出る確率は全て等しいとする。また、同じ数が出た場合は引き分けということにする。XがYに負けない確率、つまり勝ちか引き分けとなる確率を求めよ。

例題:

A 1/3

B 4/9

C 5/9

D 2/3

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ルーレットの目の出方は9*9=81通りあって、これが確率の分母になる。
余事象のX>Yが成り立つ数の組み合わせを考える。
9個の数字が2つ異なるものを選び、大きいものをXとすれば良いので、9C2=36。よって1-36/81=5/9が正解。

確率001
XとYの2人がくじをひく。そのくじは1等賞が当たる確率が1/25、3等賞の当たる確率が1/8である。XとYのうち片方が1等賞、もう片方が3等賞を当てる,という事象が起きる確率を求めよ。

例題:

A. 1%

B. 2%

C. 3%

D. 4%

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Xが1等賞を当てる確率が1/25, Yが3等賞を当てる確率が1/8なので、
Xが1等賞、Yが3等賞である確率は、1/25*1/8= 1/200であり、Xが3等賞、Yが1等賞である確率も同様に1/200なので、求める確率は、1/200*2= 1/100、 すなわち1%となる。